読書

最近、本気になってやっていることが少なくなっていることに気づいてしまった。

なんてことだ、これはかなり重大な欠点であると思う。

人生は悲しみと喜びがただ繰り返されるだけだと聞いたことがあるが

本気になれなければ喜びはかなり減ってくるだろう

つらいな

とまあ、ここからが本題

社会人になってよくわかったことが選択肢の多さだった

自分で選択することが全てなので今まで選択をしてこなかった僕は

困惑し困ってしまうのだ。

もちろんなんとかやってはいけているが・・・

学生時代のこれをやっておけばいいと決められていることがないのだ

つまり、人生に指標がないということになる

自分でなんとかするしかない・・・

 

学生時代の頃は社会人になったらもう宿題とかしなくていいんだな

とか思っていたのだが、今思えば何かすることが欲しいと心の底から思っている。

最近はゲームもしていないやっているのは読書ぐらい

宿題はもちろんない、残業も出ていない、仕事後やることがない

読書は学びを提供してくれる。

学びは自分の選択肢を増やすということだと思っている

また、学びを忘れてしまったらそこで成長は止まるのでは?

そう考えると怖くなってしまうのは僕だけだろうか。

今は読書を愛していることが唯一の救いである。

17歳から読書を始めた・・最初のきっかけは目立ちたかったからだと思う

今思えば、僕が通っていた高校は僕も含め頭のいい人がとにかく少なかった

ここでいう頭がいいということは、いい点が取れることではなく

客観的に自分を見つめることができる人

または、将来に向けて今を犠牲にできる人

こんな感じの人たちのこと

話を戻そう

高校生活は当時はきっと楽しかっただろう

毎日、授業は聞き流すことに徹する、休み時間は学生特有のグループに分かれ

それぞれが違う話をする。もちろん僕もその一人

パズドラやモンスト、FFやドラクエなどだいたいゲーム関係の話が多かったな

そして、昼休みになる。昼休みも基本的には休み時間が長くなったぐらいの感覚

そして午後の授業をなんとか切り抜け、部活動に励む

毎日この繰り返しだった。恐ろしいことに2年間は全く同じことをしていた

僕は決まった連中とは絡んでなかったので昼休みはいろんなクラスに足を運んだ

どのクラスに行っても誰とでも話すことができた。

だが、どのクラスも過半数が同じ人たちと過ごしていることに気がついた。

それらをダメだということではない

むしろ、立場の強い弱いがはっきりとしていた高校生としては

集団になり自分を守るということはまともな考えだと思っている。

その時に他の人と何か差別化できないかと思った僕は数ある選択肢の中から

読書を選んだ

この高校で休み時間に本を読んでいるのは全クラスで僕だけだったと思っている

もちろん目立った。

「真面目か」「すごいね」たくさん声をかけられた

すごく気持ちがよかった。目標は達成された

だが、人は慣れる生き物いずれ誰からも声をかけられることもなくなり

当たり前の風景として周りに認知された

だが、ここで思わぬ成果も得ることができた

なんと読書が好きになってしまったのだ

読書しなさいと小学校から教わってきたがその意味を初めてわかった気がしたのだ

それからは、どんどん本にはまっていった

最初は、「化物語シリーズ」「サマーウォーズ」などの物語の本を多く読んでいた

高校を卒業してからは、いわゆる自己啓発本などを読んだ

そして、専門学校時代では今でもよくわからないのだが

重力やら光やらの相対性理論みたいな難しい本を読んだ

ちなみに、いまだに相対性理論は理解していない

また、「7つの習慣」「道は開ける」「嫌われる勇気」など有名な本を読んだのもこの時期だった。

そして、20歳になった現在は、哲学の本を読んでいる。

「死とは何か」という本に関しては2年前に買ったのにまだ全て読んでない

多分400ページぐらい読んだんであと200ページくらい?

こんな風に僕はいろんな本を同時に読み進めている

人によって違うと思うのだが僕はこの方法が一番楽だ

好きな時に読みたい本を読むんで読まずにいる本も多くある

だいたい、月に8冊ほど買うのだがだいたい月に読むのは2〜4冊

調子が良かったら6冊ほど

ちなみに全てを理解する必要はない

一つでも心に残ったらきっとその文字は大切なものなんだろうし

残らなかったら自分には必要のないことだろう

それに、本を読んでいたら何かが蓄積されることに気づくことがある

この蓄積されていくものこそが本当に大切なことなのではないのだろうか

・・・・なんか書きたいことを書いていたらなんかグダグダになってしまった

とにかく言いたいことは、もし少しでも本に興味を持っているなら

絶対に読んだ方がいいということだ。